こんにちは!

将人です!^^

先日、

「いま、なぜ武士道なのか」

という現代に活かす「葉隠れ」100訓という著書を

読みました。

著者は青木照夫氏。

混沌とした世の中において

改めて、日本人としての生き方を

見直し、取り入れていく必要がありますが

日本に存在した「武士道」を見直して

2021年の現代だからこそ、心強く、

生きていく必要がある!

と、読みながら強く共感しました。

 

どうでしょう、人生の指針、何のために

生きているのか?!

自分はいったい、何がしたいのか?!

 

昔の日本人は、一本気が入っていたので

国を背負って、生きていく!

という大和魂が感じられますが

現代においてはどうでしょうか。

悲観的になる必要はなく、

熱い日本人はまだまだいます!

そして、日本人の心、魂は

燃え上がっていく希望があると思っています。

 

今回、この著書から抜粋して

ご紹介していきたいと思います。

武士道、ですが、幸せに生きるヒントも

盛りだくさんの内容でした^^

 

原点に還る

p36より引用

その人の生まれ付きで、即座に

知恵の出てくる人もあれば

後でじっくりと考えてまとめる人もいる。

この根本を考えてみるに

生まれ付きで優劣はあるけれども

四つの誓いに基づき、

私心を捨てて考えれば

不思議と知恵が沸いてくるものである。

人はみな慎重に考えさえすれば難しいことでも

考え出せると思っている。

しかし、私心を抱いて考えていたのであれば

全てがよこしまな知恵の作用で悪事になってしまう。

愚かな人間の常として

私心を去ることは難しい。

しかし、事に臨み、

ひとまずそのことから離れ

四つの誓いに基づいて

私心を去る工夫をしたならば

大きな誤りは避けられるものである。

 

はい、いかかでしょう。

ここは

あらゆる物事について

私心を捨てて、公のために

尽くし、生きる

 

という事について、書かれている章です。

そのタイトルは「原点に還る」

ですが

武士としての原点に還るということが

何を指すか?!

これが、上記、葉隠れの一文に出てきています

4つの誓い

なんですね。

では4つの誓いとは何か?!

 

4つの誓い

1:武士道において、おくれをとらないこと

2:主君の役に立つこと

3:親に航行すること

4:大慈悲の心を起こし、人のためになること

 

と書かれています。

道に迷ったら、元に戻るのが原則。

たとえリーダーでも迷うことがあります。

そういう時は、私心を捨てて

原点に戻ることは、正しい回答を

得るための基本だと、言うのですね。

このシンプルな4つの誓いというものが

主に武士には、守るべきものがあり

ゆえに、心のよりどころとして

あったために、精神が強く、安定して、

幸せな生き方を送っていたように感じます。

一つ一つ見ていきたい思います。

 

武士道において、おくれをとらないこと

すでに、武士道を熟知している、というのが前提ですが

武士道を一言で表現すると

『武士道とは、死ぬことと見つけたり』

という有名な言葉があるように

いつ死んでも恥の無いように、

今この瞬間を大義に生きる。

命を懸けて、命を大切に、一生懸命生きる。

という事に尽きますね。

ちなみに、死ぬことが美徳ではなく、

よく、切腹とか、ハラキリとか

死ぬことの美学と誤ってとらえられがちですが

そうではなく、

むしろ武士道は美しく、したたかに生きる美学

なんですね。

日常生活において、武士道におくれをとらないこと。

礼儀礼節など、ですね。

 

ちなみに、武士道は男性向けと思われがちですが

女性に対しても、著書「武士道」新渡戸稲造氏

では当てはまる、とされています。

全てではないですが、人として、どう生きるか

ということを万人に当てて解説している書であり

生き方ですね。

主君の役に立つこと

今の時代、主君って、なかなかいませんよね。

ましてや、会社の社長?!

う~ん、、、、ですよね。^^;

主君の役に立つこと。。。

これは現代とかけ離れていて

想像がつきにくいですが

当時の武家社会では、生まれた時から

その土地の主君というものが存在していて

一生、その地で、その主君に使える

とされていました。

が、廃藩置県など、政策の変化によって

主君という概念自体が衰退しました。

 

ゆえに主君という、今でいうメンターでしょうか。

指針となる存在に出会えると

人生の軸になりますね。

良いメンターの探し方、出会い方

という事についても書けそうですが

一つは、心のセンサーを研ぎ澄ます

ということだと思います。

探究心、というものだと思いますが

人生をより豊かにするにはどうしたらいいのか?!

ということを、常に考えていると、

そういうメンターに出会う、ということがあると思います。

そういう存在が居なくても、日本には公に存在します、

それが、天皇陛下。

ですね。

そのことを、頭ではなく、心で感じてみると、

主君に尽くす、という時に一種の喜びが感じられてくるのではないでしょうか。

 

親に孝行すること

これはわかりやすいですね。

が、実際にできている人は少ないかもしれません。

そして、親というのも

子供にすすんで孝行を強いるものではないですが

お互いが想いあう、というのが

強い日本人としての魂を育むことになるのだと

思います。

この4つの指針は、日本人的な指針でもあり、

しっかり熟読し、感じていくと

確かにずっと幸せで、心の充足感が

増してくるのがわかります。

改めてこの4つの項目を

日常生活に照らし合わせてみると、

人生でやるべきことの、根源がみえてくると思います。

 

大慈悲の心を起こし、人のためになること

世のため人の為。

武士の精神から始まり、

主君の為、親の為

そして、世間のために生きる。

ここに、一つも私心がないことに注目してください。

自分が何かをして、有名になりたい!

とか、自分だけがお金持ちになりたい!

というものは、ありません。

あるのは、人(武士)として、志から外れないこと。

世間様のために、行動すること。

と示されています。

一貫して潔いですよね。

 

不幸の原因は

ハーバード・ラッセルの「幸福論」でも書かれていましたが

自分のことだけを考えること

だそうです。

内にこもると、不幸の原因が始まる。

なので、この4つの誓いは

全て、公に対しての行動、思考の在り方について

端的にまとめてくれているので

幸せであり続ける指針

ともいえると思います。

大慈悲の心を起こし、人のためになること

何か一つ、小さなことでもいいので

今、周りの人たちに、社会にできる善のことは

何か!?

改めてフォーカスして、行動してみることが

幸せを感じる一歩ですね。

 

まとめ

ということで、

『いま、なぜ武士道なのか』

という本を読みましたが、非常に深く、

確かに、2021年の今にして

温故知新、

武士道の生き方を取り入れる必要があると思いました。

そうすることによって

豊かな人生を歩むことができるように思います。

 

正直、100訓もの武士道訓が書かれてあり

全て、無理、、、、

と思いましたが^^;

絞りに絞って、原点に還るの章の

4つの指針

というのが、端的にまとめられてあり

浸透してくる内容でしたので

ご紹介させて頂きました。

 

僕自身、日々、パンを焼いていて

私心が出てきて、ぶれることはめっちゃあります。^^;

「簡単に膨らませるのに、外国産小麦がいいよな、、、」

と、1000億回くらい思ったことがありますが(笑)

そこは

「大慈悲の心を起こし、人のためになること」

ですよね。

儲けるためにパン屋をしているのではなく、

もちろんそれも大事ですが

「国産小麦の良さと、お客様の健康、そして日本の元気のために」

という指針=原点に還ることで

一本軸の通ったパンを焼くことができると

実感しています。

どんな仕事でもそうだと思いますが

人としての原点に還ることで

いい仕事ができ続けると思います。

そして、その原点とは、

武士道的に、明確に示されているので

是非、自分の原点を改めて

振り返ってみると、より幸せな人生と生き方

が生まれてくるのではないでしょうか。^^

 

 

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