みなさんこんにちは!

ハムンダー・ベーカリー店長 岩崎です。

 

今年一番の大雪がこの地方にもようやく降りました。

交通機関の遅れななどもあり、ちょっと大変な数日でしたが

毎年の大雪がようやく来た、という感じで不便ですが同時に安心感もありました。

地球の環境が明らかに変わっていますが、今年ほど「変化」が感じられるのも

初めてだと思います。

そんな大雪だったので、子供はもちろん雪で遊びますが

子どもと一緒にかまくらを今年も作りました。

かまくら作り、これは子どもがただ作りたいというだけかもしれませんが、

大人になってから思ったのは

「大人、自分が作りたいと思っている」ということです(笑)

大雪の日は父親とかまくらを作る、というのが思い出として残っているので

大雪=かまくら作り

というのが染みついているのかもしれません。

娘と作りながら、大事なひと時だな、、、と感じるとともに

こういう小さな経験から引き継がれていくんだな、と実感しました。

たかが雪遊びなのですが、親子での雪遊びは色々と教えることがあります。

雪の運び方、かまくらの作り方、なぜ雪がそもそも降ってくるのか、

スコップの使い方から、雪かきの方法などなど

遊びながら教えられることってたくさんあります。

時間は有限ですから、子供との時間も、本当に今だけしかないと思うと

子どもの時の時間はお金で買えない価値があるとは、まさにです。

さて、今回の一連から、思ったことが2つありました。

1つ目:教えすぎない

子どもと一緒に活動をしていると、どうしてもすぐに手助けしたくなることがあります。

先に経験している大人からしたら、こうしたらもっと効率よくできるのに、

と思うことがたくさんあります。

が、そこでぐっと我慢して言わない。

手間をかけて、無駄をして、失敗して、子供自身で

「そういうことか!」と発見する機会を残しておくことが重要ですね。

楽しくなってかまくらを高く高く作り、穴を掘っていくと、、、、、、

そりゃ陥没しますわ。

でも、「雪を積み過ぎると重みに耐えられなくて落ちてくるのか」

という経験と、ならば裾野を大きくする、という風に考えて行動することができるので

子どもの時の無駄な行動は、全部学びになるんだな、と思いました。

 

2つ目:完成したときに喜ぶ

一緒に作っているときは一生懸命作りますが、

できたときに大げさに喜びます。

大人でも、大げさなくらいがちょうどいいと思いますが

達成感がやっぱり、半端ないです。

喜怒哀楽を出すのが苦手な人が多いかもしれませんが、

何かを達成したとき、それがものすごく小さなことでも

「嬉しい!」という気持ちを大事にして、それを外に出す!

ということが大事だと実感しました。

特に何が、というわけでもないですが、作り上げたときの達成感を

モーションと言葉で表現する、ということが嬉しい記憶の積み上げ

になると思います。

これも小さい成功体験ですが、どんな物事からでも学ぶことができるので、

体験を一緒に、積み上げていきたいと改めて思いました。

大雪がもたらしてくれた、たくさんの学びでした^^