そのパン、危険かも～添加物とパンの関係について、臭素酸カリウムの使用に関して

こんにちは！

将人です＾＾

昨日のブログでも書きましたが

今日は「一粒万倍＋天赦日」という超大吉デーです！＾＾

もし、まだ昨日の記事を読まれてない方は

チェックしてみてくださいね＾＾

超大吉の日、今日は何をしましょう！

何をするにしても、1粒の行動が万の徳となって

還ってくる実り多い日ですから、

他人に良いことを心がける、ということも

回りまわってまたその得が返ってくる日として、

今日はいつも以上に奉仕の気持ちで居られると

より、一人ひとりと世界が良くなっていくのではないでしょうか。＾＾

さて、今日は久しぶりにパン屋の店長らしいブログ記事になります。

何度も発信させて頂いている内容ではあるのですが

の

 

決定的なこととして、

使用されている添加物についてです。

その添加物の名前が

です。

これは、パンだけじゃなくてお菓子などにも

含まれている可能性がありますので

成分表示を見る時に入ってないか、チェックしてみてください。

臭素酸カリウム

この臭素酸カリウムですが、

小麦粉処理剤として厚労省が使用を認めている

食品添加物です。

パン生地の中で臭素酸とカリウムに分かれ、

臭素酸から酸素を発生し、小麦中のたんぱく質を酸化するというもの。

それにより、グルテンを形成するたんぱく質構造が良くなり、

水分豊富でパン生地のキメが細かく、均一で

柔らかく、しっとりした食感が続くというものです。

まさに、パン業界からすると魔法の粉と言ってもいいでしょう。

キメが細かく、食感もよく、しかも

味をずっとキープできる。

膨らみも良いし、味もよくなる。

そんな魔法があればそりゃ使いますよね。

 

ですが、この臭素酸カリウムは

遺伝毒性発がん物質として研究結果が出ました。

結果が出たのは1970年代です。

と、いうことはもちろん使用を禁止ですよね、、、

とならないところが、日本の裏事情です。

発がん性がある添加物でも

「使用した場合には最終製品に残留してはならない」

というルールで、残留していなければ、人の健康への

悪影響はありません。

ということで、厚生省はこの臭素酸カリウムについての

使用は認知しています。

しかし、世界的には

FAO/WHO＝堂々食品添加物専門家会議

において、「小麦粉処理剤としての使用は適切ではない」

と表明しています。

にもかかわらず、未だに臭素酸カリウムを使用した

パンが堂々と売られている、

それが、日本のスーパーとコンビニのパンです。

食品例

ずばり、どんなパンに使われているのか？！

その代表例が挙がっていますので

ご紹介します。

•  超芳醇」、「特撰 超芳醇」
• 「モーニングスター」
• ランチパック用食パン
• ヤマザキブランドのサンドイッチ製品に使用される角型食パン

これらの商品ですね。

 

どれも見たことがあるような商品だと思いますし

日常ですぐにでも手に入るパンです。

そして何と言っても安い。

モーニングスターの食パンなんかは

1斤48円とかで売られている時があります。

パン屋からしたらどうなってんの？！

ということで、僕が当時、パンを作り始めた時に

衝撃だったことです。

どう頑張っても、48円でパンは販売できません。

実際、うちで国産小麦、天然酵母、天然塩などを

使用して普通に作ると、食パン1斤原価100円程度します。

いやいや、48円で売ってたら赤字ですやん。。。

ということでそれから色々調べた結果、

100円以下でパンができる要因がわんさか出てきたわけです。

（お話会などでお伝えさせて頂いています。）

 

また、ランチパックなんかも

お手ごろで、色んな種類があって

さっと持って手軽に食べれる、

しかも味は満載の添加物で「おいしい」と味覚を狂わせて

錯覚させるように作られています。

こういう情報を知った上で、

「ふーん、でも俺は食べる」

というのはいいと思いますが

問題は子供ですよね。

大人が知らないばっかりに、便利だからと

ランチパックなどをお昼に持たせたり、

子供に食べさせたり、というケースがあります。

臭素酸カリウムの使用について

と現状では決まっています。

なので、もちろん基準値以下なら確かに、大丈夫なのかもしれません。

ですが、子供の場合はどうでしょう。

大人よりも圧倒的に体も小さく、

食べたものを余すところなく吸収して大きく成る子供には

微量の添加物でも大きく反応を起こしてしまうと考えられます。

 

基準値

この臭素酸カリウムですが

実際の公的な基準としては以下です。

　食品衛生法の下で以下のような使用基準が定められています。

 

 

引用

より。

 

このように見ると、ごく少量の残留値で、検出限界というもの

見てみたら、まぁ、大丈夫なのかな？！

と思ってしまうかもしれません。

が、実際には明確に、遺伝毒性発がん物質と規定されています。

これは、遺伝子を直接傷づけるタイプの発がん物質なので

ごく少量の残留量でも、繰り返し食べていると

非常に危険です。

自分の世代だけでなく、次の世代、その次の世代へと

影響を及ぼしてしまう危険性があるのですね。

 

表示義務

表示義務に関してですが、

上記で、表示ラベルをチェックしましょう

と書きましたが、実は書かなくてもOKという決まりです。

なんじゃそりゃ～！

ですが、規定としてはこうです。

 

 

なんですね。

つまり、製造の工程で使用していても、

最終的に製品として出来上がってきたときに

基準値以下なら、表示しなくてもいいということ。

うーん、闇な感じがしますよね。

 

実際に、臭素酸カリウムを使用すると

分子レベルでグルテンのつなぎがかなり変わります。

確かに、きめ細かく、グルテンの構造が

顕微鏡レベルで均一に見えます。

分子レベルで構造が変化しているということは

例え基準値を超えていないとしても

その構造を食べる私たちの体はその

影響を受けないのか？！

という点はまた別問題ですね。

 

まとめ

ということで、今回はスーパーのパン、コンビニのパンなどの

やばい理由の一つである

臭素酸カリウムについて書いていきました。

実際、確かに使用すると美味しく、品質も向上し、

そして安く作れるのかもしれません。

しかし、遺伝毒性発がん物質という

リスクを冒してまでも使用するということは

ナンセンスですよね。

何のためにパンを食べるのか、ということですが

これは消費者の意識も問題です。

これからは、情報をしっかりと取りに行って

生活レベルに落とし込んでいく必要がありますが

特に子供を守れるのは

大人が正確な情報を得て、知識をつけることです。

そして行動に移していく。

子供が賢くなるか、ならないか

良い性格になるか、不良にならないか、

という心配もあるかもしれませんが

一番に重要なことは「食育」だと思っています。

腸が良い状態であれば、脳も心も健全に働きます。

腸を正常に形成するのは

何も特別なことはなく、『普通の』食事です。

一昔前の日本人なら、だれでもやっていたこと。（和食、質素な食事など）

ですが、その普通が、今や特別になり

今の普通が添加物ありきの食品

となっています。

これは、嘆いても仕方がないですが

知っている方から、自分の家族は自分で守る

というスタンスから始めるべきかな、と思っています。

 

じゃあ、パンは何を選べばいいの？！

ということですが、やっぱり町の手作りしている

パン屋さんかなと、思います。

もしくは、スーパーで見た時に

基準として1斤100円程度で売られているのは

かなりやばいと思っていいと思います。

少なくても食パン1斤300円くらいはするものですね。

え、うちは毎朝パンなんですけど！

家族全員が毎朝、食パン食べてたらあっという間になくなってしまう。。。

ですね。

はい、ご飯にしましょう。(笑)

パン屋の店長ですが、

そう、おすすめします。＾＾；

ですが、おすすめパンの食べる頻度は

1週間に2回程度が良いと思っています。

そして、食べるなら普通のパンを食べましょう。

普通のパン、とは添加物の入ってないパンです。

実際、小麦にはビタミンBがたくさん含まれていますので

普通に食べたら健康にもいいです。

グルテンが敵みたいにされていますが

それは現代の品種改良が進んだ小麦に言えることなので

少量であったり、国産の小麦、さらには古代小麦などを

使用したパンであれば、グルテン問題はそれほど大丈夫だと思っています。

それよりも、やっぱり遺伝毒性発がん物質の方が

大問題、ですがそこの認識をもって、

スーパーなどでの買い物に気を配ってみてほしいな、と思います。＾＾

たまには、パン屋の店長っぽいブログになりました＾＾

 

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