みなさんこんにちは

アセンションパン屋@店長将人です。

 

今回は最近読んだ

「アルケミスト~夢を旅した少年」

アルケミスト―夢を旅した少年(角川文庫―角川文庫ソフィア) [文庫]

という小説から、

自分の運命を正しく選択して

生きるヒントをたくさん学びましたので

名言とともに、シェアしていきます。

 

単なる小説ではなく、

これはもはや哲学書です。

読みやすく書いていますが、確実に深く、魂の根底まで

書いている内容なので、

ちょっと難解に感じるところもありますが

人生で一度は読むべき名著だと感じました^^

 

 

前兆

 

「前兆に気が付くようになるのだよ。

そして、それに従って行きなさい」

と年取った王様は言ったのだった。

 

この物語では、何度も「前兆」が出てきます。

それは、何かを成し遂げようという夢を決めた人に

日々起こることの何気ないことすべてが

その目的のためのメッセージであることを

提示してきます。

 

この主人公の少年、サンチャゴは、夢でピラミッドに

お前の宝物がある!

という強烈な夢を2度見ます。

 

そして、これまでの安定した、大好きな生活を投げ出して

旅に出ていくのですが、その時にあらゆる状況と

選択に見舞われます。

 

ですが、明確な目標、ピラミッドに行く!

というために、すべてがそれに対してのメッセージだということを

示しています。

ここで私たちが学ぶべき重要なポイントは

 

「明確な目的をもって、生きている上で、すべての事象が

その目的達成のために起こっている」

つまり、何らかの意味付けと、メッセージをキャッチするということです。

 

もし、3年後の目的がマイホームを持つ

ということであれば、

日常のあらゆる現象がそれに向けてのメッセージだと

自分からメッセージをとりに行くことができます。

 

そして、実現に変えていく。

 

例えば、3年後にマイホームを持つ

と強く願っている人に、あるとき

ボランティア基金の人が来た。

いつもは「いや、うちには基金する余裕がないですから」

と言って断っていたが、

これも何かのメッセージだ

と思って「募金」をすることにした。

これも、小さな得積みから、必ずマイホームゲット

に向けて繋がっている

と解釈するようになります。

直接、募金とマイホームが現実の点と点では

繋がっていなくても

夢に向かって毎日ビジョンを持っていれば

良い状態になることができます。

 

そして、方向性をそちらに向けていれば

「確実に毎回、夢を意識」するので

目的に向かう力が強くなる、ということですね。

 

 

「幸運の原則」

「前兆にこたえなければならないからです」

少年は思わずそう言った。

「それは、幸運の原則と呼ばれている初心者のつきだ。

人生がお前の運命を実現させようとするのだ」と年老いた王様は言っていた。

中略

「幸運が自分の側にあるときは、それを利用しなくてはいけません。

そして、其れが私たちを助けてくれるうちに、

できるだけのことをしなくてはなりません。

それを幸運の原則と呼びます。あるいは初心者のつきとも言います。」」

 

また、真理はサンチャゴが旅をしながら続きます。

前兆に従って旅を続けるサンチャゴは、

今ある幸せ、今、手元にあるもので

それを最大に生かすことをします。

 

このシーンでは、宝石店でアルバイトをする必要に迫られる

サンチャゴですが、

収益を上げることに半ばあきらめかけている店長に

そうではなく、この辺鄙な場所を利用する。

 

丘の上で誰も来ない、のではなく

良い景色を眺めながらゆっくりとクリスタルを買うことができる

名所にしよう。

クリスタルのコップに、紅茶を入れて飲んで楽しめる名所にするといい。

 

と、すべて今ある状態から最良のアイデアを出します。

最初は渋る店長ですが

その前兆(そのアイデアが出る前兆があった)

に従って実行に移すと、あっという間にその宝石店が有名になりました。

そして、もちろんサンチャゴのアルバイト代も急増し、

アルバイトをやめてまたピラミッド目指して

旅に出ることが短期間でできるようになります。

 

人生は、今ある幸福を見つめて、活かすことで

加速する!

 

 

「大いなる魂」

 

君が何かを全身全霊で欲したとき、

君はその「大いなる魂」と最も近い

場所にいる。それはいつも、前向きな力として働くのだ。

これは人間だけに与えられた贈り物ではない、

それが鉱物であろうと、植物であろうと、動物であろうと

単なる想いであろうと、地上にあるすべてのものは

魂を持っていると彼はつづけた。

 

 

いよいよ、このあたり(話の中盤あたり)

から大いなる魂の存在が出てきます。

 

なんだかスピリット的になってきたなぁ

と感じ始めるところですが、

この辺から核心に入ります。

 

私たちはあらゆる存在の一つです。

なので、すべてと同じであり、

全てがあなたとともにあるのです。

 

何かを実現しようとするときに

あなたを阻害しようとするものはないということですね。

 

一見、自分の障害になると見えるものでも

全ての存在には魂があり

ある方向にあなたが向かおうとするとき

その魂すべてがあなたとともに歩もうとする、ということです。

 

「地球上にあるすべてのものは常に形を変えている。

なぜなら地球は生きているからだ。

そして地球には魂があるからだ。私たちは

その魂の一部なので、地球の魂が私たちのために働いていることをほとんど認識していない。

しかし、クリスタルの店にいた時、グラスでさえ、君が成功するようにに協力してくれたことに、

君はきっと気が付いたことだろう」

 

 

「やる気と勇気のテスト」

 

夢の追及の過程で、彼はやる気と勇気を常に

テストされていた。焦ってもいけないし、

イライラしてもいけなかった。もし衝動にかられて

先を急ぐと、神様が道筋においてくれたサインや前兆を

見落としてしまうだろう。

 

 

これも、人生の真理の一つです。

 

例えば、プロのダンサーになりたい

と思っている人が、1か月後のオーディションに

向けてがむしゃらに練習をしているとします。

 

その時に、練習スタジオに向かう道中で歩いていた時に

子供が迷子になっていた。

お母さんを一緒に探してあげるか、

スタジオに急ぐか。

迷子の子供

というメッセージをゆっくり立ち止まって感じ

お母さんを探してあげる。

練習をする必要がある、けれども、お母さんを探すことで

1日費やしてしまうが

もしかしたら、オーバーワークでその日は1日

練習を休んだ方がよかった。

もし、練習をしていたらけがをしていたかもしれない。

と、あくまで解釈ですが、前兆の声を

ゆっくり、じっくり心に問いかけて

生きる、ということですね。

 

「今、ここ」

 

未来は神に属している。未来がわかっているのは

神様だけだ。神様が未来を明らかにするのは、特別の事情がある場合だけだ。

どうやって未来を推測するのかだって?

それは現在表れている前兆をもとに観るのだ。

秘密は現在に、ここにある。

もしお前が、現在によく注意しさえすれば、

将来起こってくることもよくなるのだ。

未来のことなど忘れてしまいなさい。

そして、神様は神の子を愛していると信頼して、

毎日を神様の教えに沿って生きるがよい。

毎日の中に、永遠があるのだ。」

 

 

真理が続きますね。

前兆を一環としてよく観るように、

とメッセージが物語が進むほどに

強くなります。

 

そう、今、この瞬間にこそ、未来につながる

幸福がある。

今、この瞬間にこそ、未来への永遠の今がある

という哲学的な内容ですが

非常に的を得ています。

 

私たちが未来に想いを馳せているとき、

今、ここで満たされている現実を観ていません。

 

それは、3年前の自分が、3年後の自分を夢見ているときに

3年後の自分=今の自分

はきっと満たされて幸せなんだろう

と思っています。

ですが、その時に過去の自分は満たされていません。

そして、満たされていない、という状況で夢をみているので

3年後の自分=今の自分

も満たされていません。

そして、今の自分=満たされていない自分

が3年後の未来の自分を想像してみても

やっぱり満たされていません。

その連鎖を断ち切る必要があり

今、自分は満たされている

という状態をしっかり感じきる、大いなる魂の声と

一体となること。

今に生きること。

 

と説いています。

今が幸せを感じられるのであれば

未来はその連続であり、永遠なので

未来も幸せを感じられる、ということですね。

シンプルな内容ですが、ものすごく核心です。

 

ですが、人間というのはそう簡単にできていないのも

事実です。

 

今が幸せだって?

この状況が?とんでもない!

 

って思うかもしれませんが

ワークとして

今、満たされていることを10個挙げててみてください。

それだけで、今、どれだけ満たされているかが感じられます。

 

それは、もう当たり前のレベルからです。

 

・息ができる

・この時代に生きている

・五体満足で生活できる

・住む家がある

・パートナーがいる

・戦争のない日本で生きている

・毎日三食ご飯が食べられる

・読み書きができる

などなど、、、、

 

 

人によってはもっともっと出てくるでしょう。

今、そこに大いなる魂の営みがあるので

その感覚を今に最大に感じることができれば

あなたもアルケミスト=錬金術師

の仲間入りかもしれません。

 

 

 

「錬金術」

 

賢人は、この自然の世界は単なる幻で

天国の写しにすぎないと言っている。この世が存在しているということは、

ただ単に完全なる世界が存在するという証拠にすぎない。

目に見えるものを通して、人間が霊的な教えと

神の知恵のすばらしさを理解するために、

神はこの世界を作られたのだ。それが行動を通して学ぶと

わしが言ったことなのだよ。

そして、お前は今砂漠にいる。砂漠に浸りきるがよい。

砂漠がお前に世界を教えてくれるだろう。

本当は、地球上にあるすべてのものが、教えてくれるのだ。

お前は砂漠を理解する必要もない。

お前がすべきことはただ一つ、一粒の砂をじっと見詰めることだけだ。

そうすればおまえはその中に、想像のすばらしさを観るだろう

心はすべてを知っている。それは大いなる魂からきて、いつか、そこへ戻ってゆくものだから。

 

いよいよ、アルケミスト錬金術師の核心に入ってきます。

錬金術師とは、鉛や銅、鉄を金に変える人のことです。

実際、この錬金術を太古から研究してきて

現在でもそれを編み出している存在はいます。

 

その真理について書いていますが

錬金術を目指しても、それができていない人は

単に鉛を金に、鉄を金に、銅を金に、のみ

変えようとしているからできないのだ。

 

と、主人公と出会った本物の錬金術師は言います。

全ての存在と一つであり、あらゆることから学び

大いなるすべて、大いなる魂の一部である自分という

立場から、目の前の現象を読み解き、

金に変える必要があるならば変える

という思考も、淘汰された状態を

錬金術師としての極致だとも言います。

 

なんだかわけがわからなくなってきますが

この世は完璧な存在があることを

証明するために作られている、その中で私たちは

完全な状態として生きている

ということですね。

そして、魂は元居た場所に戻る。

 

これは、私という存在は元は

大いなる魂の一部

であり、そこから分離して地上にやってきた。

 

そしてあらゆる経験をして、それを持ち帰って

また大いなる魂、源に還る。

その、魂レベルで見た生き方を

説いている内容です。

 

話が壮大ではありますが

人間というものの真理だと思いませんか。

 

今回、ご紹介したのは

核心の一部ではありますが

サンチャゴが旅をする上で、錬金術師と出会い

自らも錬金術師になっていく

(金に変えることはないですが)

ということから、この地球上で生きる

ということの認識を、大いにシフトさせていく

=心理に気が付いていく

というお話です。

 

その辺の哲学書を読むよりも

サンチャゴと一緒になって経験し、体験し

小説を読み進めていくことによって

人生の価値観が見直されるでしょう。

 

私は、この小説を読みながら

人生の奥深さと、核心のシンプルさを学びました。

そして、大いなる魂の声に従って

生きる、前兆を見逃さずに生きる。

と決めて生きると、ものすごく心が軽く、そして強くなる

感覚がありました。

この物語で出てくる

イエスorノー

の石があるのですが、

選択はすべて心の声を聴いて

イエスorノー

の選択だけとも言えます。

 

人生で行き詰った時

もし、今の生活が何だかしんどいと思ったとき

生きていく目的が見いだせないとき

ちょっと魂の修行を思い出してみたいとき

 

このアルケミスト、おすすめです。

そして、読み終えた時

アルケミストの一部を共有できるでしょう。

宇宙の真理を、体験するかもしれませんね。

 

短い小説なので、すぐ読めると思います。

興味がある方は、是非読んでみてくださいね。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

アセンションパン屋@将人

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