みなさんこんにちは!

アセンションパン屋@店長まさとです。

 

今年の夏休みはコロナの影響で

学校のお休みも短くなったらしいですね。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 

また大人の皆さまは、コロナの影響で

リモートワークが増えた分、

ちょっと最近体重が、、、

と気になる方もいるかもしれませんね。

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今回は、パン屋の観点から

「パンって実際、太りやすいの?」

「パンは体にいいの?」

「正しいパンの食べ方って何なの?」

 

ということについて書いていきたいと思います。

 

今回の記事を読んでいただくことで

よりパンについての正しい知識と

これからどんなパンを食べていったらいいのか?

よりおいしく、健康的にパンを食べる

食べ方が身に付きますので

なんとなく食べていたパンを

いつもの健康に、エネルギーに、

変えていく「パン」としての食べ方に変えていけると思います!

 

パンは太る?

結論から言うと、パンだけで太るということは

ありません。

どんな食べものでもそうですが

その食材が「悪」というものは

ないのです。

もちろん、甘いお菓子や、ポテトチップスのような

高カロリーで低栄養価のものは

太ります。

ですが、基本的に何かの食材がダメだから

それを摂取しないようにしよう、、、、

というよりも、やはりバランスが大事です。

 

じゃあなぜ、パンは太りやすいと言われるのか?

というと、パンの種類によります。

主に、一般的に言われるパンというのは

食パンや、もしくは菓子パンのような甘い系のパンだったりします。

そう、パンには砂糖が含まれているので

摂取すると太りやすいと言われるのですね。

 

食パンは日本人の朝ごはんで食べているという方も

かなり多いと思います。

現在では、朝は米派というひとよりも

パン派という人のほうが半分以上いるそうですね。

農林中央金庫が20~60代を対象に行った「昭和世代と平成世代の『食』習慣に関する調査」で、朝食は「パン派」が72.4%で「ごはん派」の58.7%を上回った。「ごはん」を選んだ割合は若い世代ほど多く、米食への回帰傾向もうかがえる。 毎日新聞調査

 

また、パンが太ると言われる理由として

バターやジャムを塗って食べる

ことで、カロリーが余計に添加されるからです。

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パンそのものにカロリーがあるわけですし

さらに甘いものを塗って食べやすくしているわけですから

その分、摂取量も増えます。

 

また、見逃してはいけない点が

GI値です。

GI値とは、グリセリック・インデックスと言われるもので

血糖値が上昇するスピードを計ったものです。

このGI値が小さいほど、インシュリンの分泌が抑えられるので、

食品としては良いとされています。

 

なので、一概にパンといっても

食パンはGI値が90ほどで高いのですが

全粒粉パンや、ライ麦パン、ふすまパンのような

茶色系のパンはGI値が低くて太りにくいとされています。

 

買ってはいけないパン

はい、ではズバリ買ってはいけないパンということで

書いていきたいと思います。

これはもう、みなさんご存じかもしれませんが

コンビニパン

100円パン

などのパンです。

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え?!安くて手軽だから買ってましたが、、、

という声が聞こえてきそうですが

できれば、原材料がかなり抑えられて

作られているパンは、今後あなたの生活から

取り払ったほうがいいでしょう。

 

その理由を解説していきます。

まず、コンビニのパンですが

添加物の量が半端ない多さです。

ちらっと裏を見てもらったらわかると思いますが

本来の人間が摂取しない素材のオンパレードです。

 

簡単に書くだけでも

・イーストフード

・ショートニング

・マーガリン

・ファットスプレッド

・臭素酸カリウム

・ソルビン酸K

・乳化剤

・メタン酸ナトリウム

・リン酸塩

などなど、ま~よくこんなに添加しますね。。。

 

と恐ろしくなります。

私自身、パン屋で毎日パンを焼いていますから

よくわかるのですが、

パンというのは

小麦粉+酵母+塩+水

このシンプルな素材だけで充分おいしく焼けるのです。

じゃあなぜ、こんなに添加物をいれてしまうのか?

というと、

・長期保存できる

・安く大量生産できる

という点ですね。

 

そう、売り手立場の都合で作られているんです。

消費者の、だれが食べて

その人が今後の健康にどう影響しようが

関係ないんですね。

 

これは、売る立場のほうも罪があると思いますが

買う方も、正しい知識をつけて

正しい買い物と食生活を送る必要がありますね。^^

 

特に、マーガリン、ファットスプレッドですが

西洋の方ではこの使用を禁止していたりします。

ファットスプレッドなんて、名前から太りそうじゃないですか?(笑)

 

これらは「食物油脂」を呼ばれて

自然から作られたものではなく

油、石油から人工的に作られている油脂なんです。

トランス脂肪酸とも呼ばれますが

自然界にもともと存在しないものなので

人間の体に、それを分解する力が備わっていないのですね。

 

そんな添加物が体に入ってくるわけですから

本来エネルギーとして消費しなければならないところに

使われず、その異物を消化するために

エネルギーが使われます。

それによって、本来分解すべき脂肪などが

分解されずに、脂肪として溜まっていくので

粗悪なパンは太りやすいという

ことが成り立つのです。

 

気を付けるべき外国産小麦

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また、直接太りやすい原因ではないかもしれませんが

外国産小麦」は本当に危険です。

何が危険かというと

農薬の量ですね。

小麦栽培の時から農薬が使用されているのですが

輸出の際に、収穫された小麦に再び

農薬をかけるという

「ポストハーベスト農薬」

というものが使用されます。

 

これは、普通に農家で使われる農薬の

100倍以上の濃度があるとされています。

 

そして、外皮につくので、洗い落とせきれないんですね。

発がん性や奇形の危険もあり

これも諸外国ではかなり制限されているのですが

日本の基準値があまりにも低いというのが

問題になっています。

(利権などが絡んでいるのでしょうか)

 

そして、日本の小麦輸入率は85パーセントで

パンに使われている外国産小麦はなんと99パーセントとも

言われています。

 

なので、それだけでも国産小麦100パーセントの

パンを選ぶのは結構日常でも難しかったりします。

 

※もちろん、うちのパン屋で使っている小麦は国産小麦100パーセント、

無農薬、ポストハーベストフリーの小麦を使っています。^^

 

そういう外国産小麦の危険性をわかっていながらも

輸入小麦に頼っている現状があるということを

知った上で、やはり

コンビニパンや、100円パンは外国産小麦の

安さの恩恵によってできています。

 

ですが、小麦にもランクがあり

一等粉、二等粉、三等粉、末等粉

と品質によって価格も変わります。

 

なので、だいたい、価格が安く販売されている

パンというのは、三等粉、末等粉を使用しています。

じゃあなんであんなに普通においしそうに感じるのか?

というと、ここで添加物の登場ですね!

 

香料や、着色料、増粘剤、保存剤といった

香りづけ、風味付けを添加して、

味をごまかしていくんです。

そうるすることで、小麦本来の味を消して

消費者においしそうな錯覚を与えます。

 

そして、もっとほしくなるような刺激が

含まれているので、どんどん食べたくなる

というのが真実なんです。

 

一方でご飯って何杯もご飯だけで

食べたくなるってことはないですよね。

 

添加物もご飯には入れる必要もないですし、

せいぜい注意することとしては残留農薬くらいです。

 

ですが、菓子パンのようなものは

次々食べたくなる、ここが

パン=太りやすい

と言われるゆえんです。

 

どんなパンを食べたらいいのか?

 

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じゃあ、こんなに巷にあふれているパンの中で

一体何を食べたらいいのか?

と思いますよね。

 

できれば、コンビニやスーパーのパンではなくて

パン屋さんで売っているパンを選ぶ

これがまずは簡単にできることだと思います。

 

また、素材にこだわっていると書いているパン屋さんが最近では増えていると

思いますが、上記で上げた通り

「国産小麦」を使っているパン屋さんがいいと思います。

ですが、ここでも注意が必要で

国産小麦使用

とだけでは、それが何パーセント使っているのかわからないのです。

100パーセント使用

であれば、安心だと思いますが

もし、5パーセント使用なら・・・(笑)

 

(※外国産小麦の使用が多い理由として、パン屋の

立場から言うと、

作りやすい

のですね。

グルテンが豊富で、よく膨らむ、扱いやすい、見た目がきれいにできる

というので、外国産小麦は好んで使われます。)

 

最近では

「天然酵母パン」

「石窯パン」

といううたい文句が増えていて

それはいいと思うのですが

使っている小麦にもっと着目する必要があります。

 

そういう良識のあるパン屋で買うのであれば

食パン、アンパン、ジャムパン、カレーパン、クロワッサン

なんでもいいと思います。

それくらいは、楽しみたいですよね。^^

 

そして、理想を言えば

その中でも、上にも挙げましたが

全粒粉パン、ライ麦パン、

といったパンがおすすめです。

たくさん食べても血糖値が上がりにくいですし

食物繊維、ミネラルも豊富です。

そして、なにより小麦そのものの風味がおいしいです。

 

生活習慣を整え、なるべくシンプルな食生活

にしていくと、本物の小麦のおいしさが

わかるようになってきます。

 

そのまま食べてもおいしい、少量のバターで充分

という小麦本来のおいしさを味わえる

ようになると、カロリーも抑えることができます。

 

パンを食べる頻度について

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パンの選び方、食べ方について書いてきましたが

あとはパンを食べる頻度です。

 

そもそも日本人が

パンを食べる文化というのは

戦後の1960年代から普及したと言われています。

 

アメリカで余剰した小麦を日本が安く買い取って

パン食が普及したり

学校給食で大量にパンが支給されたり

したところから、パン食が広まっていきました。

 

やっぱり、パンは「便利」「手軽」という点が

一番、現代の時間がない人たちにとって

受け入れられやすいのだと思います。

 

なので、コメ離れが起きていると思うのですが

パン屋の私が言うのもどうかと思いますが^^;;;

日本人であれば、できれば米を主食として食べるのが

いいと思います。

 

そして、パンは嗜好品として

3日に1回くらいがいいと、私はパン屋として思います。

(パン屋の営業になっていませんが・・・^^;)

(と言っても、私はパン屋なので毎日パンを食べることになるのですが)

 

素材にこだわって、国産小麦、無農薬小麦で焼いている

パンそのものは、とてもいいものですが

今度はグルテンの問題が出てくるのですね。

 

「グルテン」

聞いたことがある人も多いと思いますが

パンが膨らむのを助ける性質があります。

 

ですが、グルテンの摂取が多くなりすぎて

セリアック病や、小麦アレルギーを起こす

ケースも出てきました。

 

ダイエットの観点から少し遠ざかる気もしますが

この、グルテンの消費にも

エネルギーが使われるので、素材そのものの

消費が後回しにされ、

結果的に太りやすい体になってしまうのですね。

 

◎まとめ

はい、ということで、いかがでしたでしょうか。

パンが太りやすい

ということについて、色々述べてきましたが

一番大事なことは

「食べるパンの選び方」

がポイントだということです。

パンは嗜好品だと割り切り、

できれば毎日食べるのではなく、

3日に1回程度にしておいて

そのかわり、良質の素材を使用したパンを選ぶ。

というのが賢いパンの選び方だと私は思います。

 

別に当ベーカリーの宣伝をするわけでは、、、

あるのですが!(笑)

たまに食べる、体にいいパンを食べる

という目的においては、

当ベーカリーのパンは

・国産小麦

・無農薬小麦

・古代小麦(スペルト小麦)(グルテンがものすごく少なく、風味豊かな小麦)

・天然酵母

で焼いているので、是非、一度見てみてください。^^

http://hamunder.com/

 

あなたの生活に

幸せと豊かさを!^^

 

今回も最後までお読みいただいて

ありがとうございます。^^

 

アセンションパン屋@店長将人