こんにちは!
将人です^^
コロナの影響も少しずつ、緩和されてきたのでしょうかね。
僕の住む滋賀の地域では、
最近ではほとんどコロナの話題も出ませんので
(自分が見ていないだけかもしれませんが)
かなり収束してきているのではないかと思います。
さて、コロナ予防、ということで
いたるところで消毒スプレーが設置していますね。
むしろ、設置していないお店を見る方が
難しいくらいです。
一応、対面販売をほとんどしていない
うちのパン屋でも、消毒用のスプレーはおいてます。
が、アフターコロナにおいても
この「除菌習慣」が染みつかないようにする必要が
あると、強く思っています。
ということで、今回は
健康のために必要な「菌」について書いていきたいと思います。
除菌は健康にいいのか?!
除菌と聞くと、それは大事だとか
健康のために重要だ、というイメージがあるのではないでしょうか。
一様に「菌」と言っても
良い菌も、悪い菌もいるので
簡単に「菌」について知っておく必要があると思います。
そもそも、日常生活をしている上で
完全な除菌と言うのは不可能です。
地球上で最も多い生命体は微生物であり、
私たちの身の回りに存在する菌は
一人の体にも約1000兆個ほど
付着していると言われています。
1000兆個、、、、、もはや桁が多すぎて
イメージすらできませんね^^;
また、一回の深呼吸でも5万個ほどの
菌が肺に入ると言われているので
もはや完全に排除することなど不可能です。
ですが、もちろん、私たちの体にとって
良い菌もいるわけですから
完全なる除菌というのはむしろ危険が伴います。
常在菌
人間の体の皮膚には常在菌という菌が
存在します。
人体は弱アルカリ性で、
皮膚は弱酸性です。
皮膚常在菌が皮脂を食べて、
乳酸などの有機酸を排泄するために
弱酸性になるんですね。
この酸性が、悪玉菌の繁殖を防いでくれることに成ります。
なので、むやみに手を消毒しすぎたり
除菌を徹底しすぎてしまうと
皮膚は弱アルカリと成り、
この環境では逆に悪玉菌が発生しやすく
なるんですね。
この、皮膚常在菌は私たちの皮膚の
大切なバリアーと成っていますので
むやみに洗い流したり、除菌しすぎたりしてはいけないんですね。
でも、菌ってきくと、0-157とかいった
悪いイメージがありますよね。
ましてや、コロナによって
ウィルス、菌=悪
というイメージがさらに萬栄しているのではないでしょうか。
ですが、0-157においては
感染はどこで起きているでしょうか。
ほとんどの場合は、病院や
食中毒は学校給食や飲食店などで
発生しています。
病院でのそういう感染症の発症理由の一つとして
抗生物質の使い過ぎが原因だと言われています。
また、食中毒の発生は「衛生管理」の徹底が
逆に感染症を引き起こす菌の発生につながっているのです。
病院、飲食店
などに共通することは「徹底した除菌」です。
なぜでしょう。
それは、化学物質で除菌し続けると
その環境を生き抜く能力を持った菌が
出てくるんですね。
そして、それらが大量繁殖するのは当然で、
その典型と言えるのが
「薬剤耐性菌」です。
抗生物質により生存の危機を察知した
菌が、薬剤耐性能力を獲得して繁殖していくのですね。
飲食店などでは、食中毒を防ぐための
塩素消毒も、さらなる強い菌を作り出してしまいます。
地球が生まれた時から
この地球で一番歴史が古く、進化、発展してきた存在、
そして圧倒的な数で存在しているのが
「菌」です。
どんな天変地異が起こっても、
常に生き続けてきた存在が菌ですから
人がいくら除菌技術を高めても、
悠々と超えてくるんですね。
なので、ウィズ・コロナとか言われますが
菌と共生するというのは
当たり前のことなんですね。
むしろ、一緒に生きてこそ、人間は強く生きていけます。
薬剤耐性菌
さて、この薬剤耐性菌は怖いと思われがち
ですが、生命力の7割以上を
体制能力を発揮するところに使われているので
生命力は弱い菌です。
毒素を出す大腸菌の一種の
0-157も同様で、毒素を出すのに労力をつかっているので
実は、生命力は弱い菌でなんですね。
ということは、なぜ、感染したりするのか?!
それは、除菌によってこういう病原菌ではなく
むしろ病原菌は除菌を超えてくるのに対して、
病原菌をやっつける菌を除菌しています。
身体を護ってくれる菌を除菌してしまって、
薬剤耐性菌が乗り越えてやってくるということですね。
要は、過剰な塩素消毒を止めて、
抗生物質の使用を極力少なくして
腸内環境を善玉優位に整えていくことが
最善の除菌=自分の体で悪性の菌を体に入れない。
という体つくりが必要と言うことですね。
善玉菌の代表と言われる
酵母、乳酸菌が
薬剤耐性を持つという事は言われていません。
なので、除菌し続ければ悪玉菌を抑制する善玉菌も
へってしまい、そうすると
上に挙げた生命力が弱い病原菌ですら
生きていける環境を自ら作ってしまうということに
成りかねない、ということですね。
うーん、この薬剤耐性菌に関して、
人間とそっくりと思ってしまうのですが
他人の悪口とか、愚痴を言ったり毒を吐く人ほど、
そちらに生命力の7割以上を使っているので
生命力が弱くなる、とふと思いましたが(笑)
ここは今回のテーマではないので
触れないでおきましょう^^
健康な体をつくる
人間の体には
善玉菌、悪玉菌、両方が存在していて
それぞれが絶妙のバランスで健康を保ってくれています。
なので、悪玉菌は全部排除、とかしてはいけないんですね。
病原菌と、悪玉菌を一緒に考えている人がいるかもしれませんが
病原菌は名前の通り、ウィルスとか病気の原因となる
菌、食中毒とかそういうものです。
ですが、人間の体には病原菌をものともしない
豊富な腸内細菌を持っているので
日ごろから発酵食品などを食べて
善玉菌がきちんと働ける環境づくりをしておけば
そもそも除菌にそれほどピリピリする必要はないんですね。
コロナも日本では外国ほど、深刻化しなかったということも
納豆、味噌など、発酵食品を頻繁に食べる文化が
あるという事がよかったとも思われますね。
ピロリ菌という名称を聞いたことがある方も
おられると思いますが
これも病原菌の一つです。
胃炎や胃がんを引き起こすと考えられていて
見つかれば、即除菌です。
が、日本人の80%が実は
感染しています。
コロナの比じゃないですね。
このピロリ菌というのは
胃酸過多になった場合に
胃酸を減らす指示を伝えるたんぱく質を
作り、それが胃潰瘍の原因になると考えられています。
なので、ピロリ菌=胃潰瘍
と思われがちですが、胃酸過多がそもそもの
要因なんですね。
ここで、何が言いたいかと言うと
その要因は、ストレスです。
はい、出ましたね、やっぱり腸内環境の悪化も
ストレスという精神からくるものです。
ストレスによる交感神経の緊張によって
胃酸過多になってしまう、そして
あらゆる病原菌に感染してしまう体になってしまう
という事ですね。
なので、
人間の健康管理において
食の大切さはもちろんですが
精神の安定が、こういった腸内環境からみても
非常に大事だという事ですね。
まとめ
ということで、今回は菌のことについて
書いていきました。
菌と言えば、パン作りに欠かせないものなので
突っ込んで色々調べていますが
本当に人間の健康維持のために必要不可欠な
要素です。
腸活、とよく言われますが本当に大事なんですね。
パン作りの観点から言えば
天然酵母のパンがなぜいいか?!
ということになるのですが
一つは美味しいということ。
そして、菌が多い、ということですね。
イーストで焼くパンは、もちろん簡単に大きく膨らみ、
奇麗に焼けます。
が、腸内環境をサポートしてくれる
菌というものは存在しません。
膨らませるためだけに開発されたのがイーストです。
天然酵母は、膨らませる菌もあれば
他の菌も色々混ざっているものですので
パン作りには一見無駄に思えるものもいます。
が、例えば全粒粉で作った天然酵母は
(ルヴァン種と言います)
乳酸菌がたくさん含まれていて
腸にもいいので、お通じもいいパンが焼けるんですね。
このように、菌の探究というのは
本当に面白いです。
美味しく食べて、健康に、そして腸の環境を
楽しく整えていく工夫が
大事です^^
なので、除菌習慣が増えてきていますが
あまり神経質になる必要はないと思っています。
また、子供が床や地面を触って、その手で
ぺろぺろしたり、物を食べたりするのを
徹底してやめさせようとする人も中にはおられますが
子供は自然と抵抗力を
そのようにしてつけているんですね。
除菌よりも、菌に耐性がある
健康な体つくりの方が
100倍大事、ということだと思います!^^
ハムンダー・ベーカリー店長
岩崎 将人の
公式line始めました!
一対一トークもできますので
ご自由にどうぞ^^
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盛りだくさんです!
是非、登録してみてくださいね。^^
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正確には「いっしょに働いてみたい、と
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一緒に人生の学びをもっと詳しく探究してみたいという方も
募集中です。よりコアで、人生におけるシフト(アセンション)の
探究をしてみたい方、ピンとくる方は是非^^
それでは!
今回も最後までお読みいただきまして
ありがとうございます!^^