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時間の流れを意識し、充実した毎日を過ごすために
みなさん、こんにちは! ハムンダー・ベーカリー店長の岩崎です。
もうすぐ娘が6歳になります。本当に驚くほど、時間が経つのが早いと感じます。まるで『時間早く過ぎる症候群』にかかっているのではないかと思うほどです。
このように時間の流れが速く感じられるからこそ、毎日を丁寧に、充実させていきたいものです。そのために大切なのは、「自分の時間を1日の中で少しでも意識すること」ではないでしょうか。
たとえば、たった10分でもいいので、自分のための時間を確保しようと意識すること。ここで重要なのは、「意識すること」自体です。
どんな作業や業務においても、「これは自分が選んでやっていることだ」と意識して取り組むことが大切だと感じます。
意識することで変わる時間の密度
毎日ルーティン化された作業を、「やらなければならない」と惰性でこなすのではなく、「今から○○をしよう」と自分で決めるだけで、1日の密度が変わります。
- よし、今から筋トレしよう!
- よし、今からトイレ掃除しよう!
- よし、今からゴミを捨てに行こう!
- よし、今から寝よう!
このように、一つひとつの行動を意識して選ぶことで、時間に流されることなく過ごせるようになり、結果として充実感が高まるのです。
目先のことだけでなく、未来を見据える
人はどうしても目先のことばかりを考えがちです。そして、現代社会では目の前のことに意識を向けさせる仕組みが多く存在しているように思います。
1年後、5年後、10年後の自分のビジョンについて、1日に何回考えるでしょうか?それよりも、「今日の昼食や夕食は何にしよう?」と考えることのほうが多くなっていませんか?
もちろん、今日を大切にすることは重要ですが、「今日何を食べるか」よりも、「5年後の自分はどうありたいか」を考えることのほうが、より大きな意味を持つはずです。
時間泥棒に注意!
現代では、短期的な思考を助長する要因が増えています。その代表例がショート動画です。
長尺の動画や映画、実際の体験に時間を使わなくなり、すぐにフリックして次の動画へ進みたくなるように仕組まれています。
この時間泥棒に対抗するためには、「自分はこれから○○を調べるために5分間YouTubeを見るんだ」と意識して見ることが大切です。そうしなければ、無意識のうちに時間を浪費してしまいます。
実際、僕自身もこの罠にはまり、散々時間を無駄にしてきたと感じています。
本当にやりたいことに集中する
大切なのは、自分が本当にやるべきこと、考えるべきことに焦点を当てることです。
間違っていても構わないので、本心からやりたいことを追求し、探求していく人生は本当に面白いものです。
僕もパン作りを通して、多くの経験をし、試行錯誤を重ね、哲学し、挑戦してきました。うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。でも、自分の「指針」が明確にあれば、ブレずに楽しんでやっていけるものです。
孔子の言葉と成長
孔子の言葉に「四十にして惑わず」とありますが、「いやいや、迷いまくりでしょ!」と突っ込みたくなりますよね。
ただ、最近になってようやく、「根本の指針さえ決まっていれば、他のアクションが迷っていようが、迷っていないと言えるのではないか」と感じるようになりました。
まだまだこれからですが、ベーカリーにご縁を持っていただく皆さんと共に、成長し続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!