【店長ラジオより~】一番迷った決断は?自分と子どもの選択に向き合うということ

こんにちは!ハムンダーベーカリー店長の岩崎です。

今日もラジオ配信をお聞きいただき、ありがとうございます!

今回は、リスナーの「小麦ママさん」(40代・主婦)からいただいた質問にお答えします。

「人生で一番迷った決断って何ですか?それをどうやって乗り越えましたか?」

いや〜、これは深い質問ですね。本当にありがとうございます!


実は…あまり迷った記憶がない?

正直に言うと、自分の人生において「これは人生最大の決断だった!」というような、記憶に残るような迷いはあまりありません。というのも、振り返ってみると、たとえ迷っていたとしても、

「あのとき何にそんなに迷っていたんだろう?」

と思うことがほとんどなんです。

結果的にその迷いが成長につながっていて、「あの経験があったから今がある」と思えているんですよね。


強いて言えば…「子どもの進路」で迷いました

ただ、自分自身のことではなく、子どもに関することになると、やっぱり迷います。

具体的には、うちの子が「小学校に行くか?フリースクールにするか?」という選択のときは、本当に悩みました。

子ども自身が決められない年齢である以上、大人である自分が決断してあげる責任がある。その責任感の重さが、自分のこと以上に大きかったんです。


「迷い」を乗り越える思考法

じゃあどうやってその迷いを乗り越えたのか?

それは、

「どちらを選んでも、子どもにとって成長になる」

と心から思えたときでした。

結局、自分や子どもを信頼することなんですよね。

「この選択が100点満点じゃなくても、あとから修正できる。どんな道でも、経験になって成長する」と考えるマインドセットが、すごく大事だと思います。


パン屋としての小さな「迷い」

ちなみに、パンの話で言えば、食パンをやめるかどうかで悩んだ時期もありました。

技術を磨いて「これはいい食パンが作れたぞ」と思えるまでになったのに、原価や手間を考えると、継続が難しい。でも、「せっかく極めたのにやめるの?」という葛藤もありました。

結局は、数字や労力を見える化して、判断材料をしっかり揃えることで決断できました。


経験こそがすべての答えになる

転職・独立・進路など、人生の分かれ道では誰でも迷うものです。

でも、最終的には 「まずやってみる」「P→D→C→A(行動→検証→改善→実行)」 を回していくことでしか、答えは見つからない。

人生はどんな選択をしても、それが次の成長につながる。

そう考えると、決断の重さに押しつぶされることはなくなります。


おまけ:最近読んだおすすめの本

最近読んだ本で印象的だったのが、ローマ皇帝・マルクス・アウレリウス・アントニヌスの『自省録』。

スーパーマンのような人物でも、日々悩み、内省し、自分を律していたことが書かれていて、すごく励まされます。


今回も最後までお聞き(お読み)いただき、ありがとうございました!

次回の配信もお楽しみに。


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