みなさんこんにちは！
ハムンダー・ベーカリー店長岩崎です。
昨日のブログを書いたところ、久しぶりという事もあったのですが
皆さんから多数のお声をいただきました。
・感動しました！本買ってみます！
・あなたのパン屋が一番です。また買います。
・真心をもって商売をされている姿勢、見習います
といった温かいお言葉をいただきまして、ありがとうございます。
承認されたいために発信しているわけではないですが、
やっぱりそう言ってもらえると嬉しいですね。
これからも、ちょくちょくではありますがブログ更新していきたいと思います。
運について
さて今日は「運」について考えてみたいと思いますが
みなさんは運がいい方でしょうか。
経営の神様と言われる松田幸之助大先生は面接のときに
「あなたは運がいいですか？」
と聞いていたそうです。
そして「運がいい」と答えた人は一時通過、「運が良くない」と答えた人は
その時点で失格だったという逸話があります。
本当に運がいい、良くない、というわけではなく、
「自分は運がいい」と思い込んでいることが大事ですね。
あなたは運がいいでしょうか。
運転者
「運」でいうと、面白い本がありまして
喜多川泰さんの「運転者」という本があります。
彼の書かれる本はどれも面白いのですが、
この本も考えさせられてためになる、そして読みやすくて
人生が変わるきっかけになる本でした。
内容は是非手にとって読んでほしいのですが、
から始まります。
そして、使う、ですね。
しかも、自分が運を貯めただけでなくて、
ご先祖さんであったり、身近な人が貯めてくれた分もポイントとして計上されるのです。
使ってばかりだと、いずれ無くなりますね。
でも、人生というのは自分だけの人生ではなく、
ご先祖様から脈々と続いてきた「縁」があり、運を貯めていって
その結果、今の自分の生活がある、ということです。
これだけ聞いても、今の自分は今の自分が頑張ったからある、と思うかもしれませんが、
ストーリーで出てきたのは、曾祖父の代は２６歳という若さで
戦争に行き、日本を守るために、子息を守るために戦争で散っていった
人たちが語られます。
夏になってくるとそういう思想も出てくるのが日本の風習かもしれませんね。
そういった方たちは、莫大な徳を積んでくれています。
そして、莫大な徳を、後世に徳送りしてくれているのですね。
だから絶対に感謝しなさいとか、日々のありがたさを感じなさい、というのとは
また違うと思いますが、何が言いたいかというと
運を使ってばかりではなく、後世に徳を残して行けるような
徳を積んで生きる、という生き方が正しい生き方なんじゃないかなと思えるようになった一冊でした。
自分だけの人生と思うと、人生８０年、１００年でしょうか。
それだけのストーリーですが、先祖から続いてきて、今自分がバトンを持っている
そして次の世代にバトンをつないでいくと考えると、みんなで物語を作っていると
思えると、人生の見方も変わってきますね。
42.195ｋｍを走るのは大変ですが、１００メートルを何回も走ることはできますね。
１００メートルを全力で走って、回復したらまた全力で走って、
そしたら次の走者がいてバトンを渡して、、、、
ってやっていくと確実に42，195ｋｍは完走します。
それが、人生を走るという事ではないかと思います。
今、僕はパン屋という職業を営んでいますが、
祖父はあらゆる仕事をやってきて、最終的に農家に落ち着きました。
父は京セラで働いてきて退職し、農業をしながらパソコン教室の先生をしています。
僕は、今はパン屋として働いていますがこの先どうなっていくかは、１００メートルダッシュ中なので分かりません。
でもおそらく、この流れで行くと農家に落ち着くのかもしれません(笑)
それはその代では分かりませんが、ご先祖様から流れるバトンを受け取った人が
一生懸命走っていく中で見えてくるものですね。
娘はどういう人生を走っていくのか。
親としてできることは、背中を見せることだけです。
かっこ悪くてもいいから、一生懸命にやる。
その姿を見てもらえることが一番重要ではないかなと思い、
今日もパンを焼いています。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございます！
岩崎 将人の
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岩崎 将人
