こんにちは
アセンション・パン屋の店長
岩崎です。
今回のブログでは、
コロナ禍の現代において
どのように生き抜いていけばいいのか?
これからの時代を生きていく上で心がけたいこと
として、江戸時代の剣豪である
宮本武蔵の書いた、
『五輪の書』から学ぶ心得について
書いていきます。
五輪の書を正しく理解することで
現代の混沌とした世の中を
強く、清く、美しく、生き抜いていく
学びができます。
っと書くと、昔の書物ってなんか、
難しそう。。。
と思うかもしれませんが
内容ももちろん素晴らしく、難しい部分もありますが
結論としては
宮本武蔵という最強の剣豪のエネルギー
を感じて、そのバイブレーションを自分のものにする
だけでも、今の100倍、人生の深みが変わってくるでしょう。
宮本武蔵という存在は、超有名なので
知っている人も多いでしょうが
意外と、彼の書いた『五輪の書』については
知らない人も多いはず。
僕自身、読んだことが無かったのですが
今回、読んでみて
これは現代のわれわれが心強く、生きていくために
必読書だと感じたので
今回、アセンション・パン屋のブログで
書いていきたいと思います。
コロナ禍を生き抜くために、宮本武蔵の
五輪の書から学ぶ最強の兵法とは!?
兵法っていっても、
別に、切りあったり、戦ったりしないし、
戦闘シーンなんて現代ではありえないよ。。。
って思うかもしれませんが
確かに、剣と剣での勝負ってないと思います。
というか、現代ではあったらやばいですよね。
ですが、真剣勝負をしていた時代よりも、
現代の方が死亡者は多い。
それが、自殺ですね。
あまり書きたくありませんが、
明らかに戦国時代の死者数よりも
現代の自殺者数の方が多いでしょう。
これは、現代の方が、戦国時代に突入しているんじゃないかな。
切った切られた、の方が、まださっぱりしている。
でも、現代は、心の問題、個人と社会の問題。
あらゆる複合的な問題が含まれてますよね。
なので、現代でも、いつ切られるかわからない状況だと思います。
いや、実はじわじわ切られている、と思ってもおかしくないのです。
現代人は、あらゆるストレスから身を切られている
という状況ですので、
今こそ、最強の剣豪である、宮本武蔵から
学び、最強のマインド、心構えを少しでも吸収し、
そして人生を豊かに過ごしていきましょう^^
ということで、
前置きが長くなりましたが
本書の中身に入ります。
五輪の書
五輪の書は
兵法を5つの道に分けて書かれています。
「地」「水」「火」「風」「空」の巻です。
それぞれ、見ていきましょう!
「地」の巻
地の巻では、
兵法に関する宮本武蔵の流派の考え方を
示しています。
基礎中の基礎の部分ですね。
宮本武蔵は、剣術だけではなく
書道、彫刻、文芸などあらゆる分野を独学でマスターしています!
これが、
剣術という一つの分野を極めると
その核心はあらゆる分野で応用できるということ。
一を知って万を知る、という核心
ですが
自分に当てはめた時に、どうでしょう。
うーん、パン屋の道を極め、すべてにいかす。
はい、もっと精進したいと思います。。。^^;
そして、勝利のためには使える手札はすべて使いきれ!
と言います。
すべてを出し切って勝利を得る。
ということ。
それも、相手に相対して、最も適したタイミングで使え
と説きます。
宮本武蔵は二刀流の使い手で、一天一流と言いますが
長い刀の相手に対しても、短い刀の相手に対しても
臨機応変に合わせて戦うべき
というスタイルです。
自分のスタイル、流儀にかたくなになるのではなく、
目的は「相手を切ること」ということだけに集中し
そのために、あらゆる手段を使え。
ということです。
もはや、地の章だけでも、深みがあると思いませんか?!
複合的に、かつ柔らかに、物事に相対せよ。
ある流派とかにこだわっていると、それが絶対、という堅苦しさ
によって切るという目的が達っせられない。
相手に柔軟に合わせる、とはまさに
現代でも同じですよね。
水の巻
兵法は心の在り方だ!
とここではさらに強調します。
そして、どんな時でも、常に平常心を心がけよ。
と。
大勢の敵、圧倒的な数の敵を前にしても
絶対にひるむことなく、圧倒されることなく
常に平常心でいろ。
と説きます。
なぜなら、
どんな相手でも、必ず
一片の隙、問題は起こるので
そこを決して見逃さず、勝機をつかめ!
ということです。
現代において、戦場での切りあいこそはないですが
絶対に失敗できない状況というのはあるでしょう。
受験、ビジネス、プレゼンの機会や、日常での要求を通したい時など
あらゆるシーンで平常心ということは求められます。
そして、勝つべきは昨日の自分。
やると決めたら、雑念を取り払って
勝つためだけに専念すること!
そして、体に力を入れず、自然体で、
必要な力を出す。
一歳の雑念を振り払って、無念無想の状態で
一撃を繰り出せ!
と語ります。
ここで、重要なことですが、五輪の書を
読んでいくことで、そこに書いてあることを
一言一句読み取って、マスターしていく、ということも大事ですが、
宮本武蔵のエネルギーがあなたに入ってくることを
『感じて』
欲しいと思います。
どうでしょう、あなたの人生の指針、背後には
宮本武蔵の教えがある
と思うだけで、自信が沸いてきませんか?
そう思うだけで、いつもの自分より、少し平常心になれる感じがすると思います。
これが、五輪の書を読み、
そのエネルギーを感じる
ということだと、僕は思います。
人間って、ちっぽけな存在ですが
心の持ち方ひとつで、大きく化ける存在です。
そして、大きな存在を、心の糧にしておくだけで
私たちは先人のエネルギーを共に感じることができるのです。
それが、この五輪の書を読み、学ぶ
パワーそのものだと思います。
でも、現代で下手したら切られて死ぬかもしれない
という不安はないです。
なので、江戸時代ほど、命の危機に脅かされていることは
ありませんが、
自信をつけて、宮本武蔵のパワーとエネルギーを
学んで、自分の力に変えていけると
現代を生き抜いていく最強の力になるでしょう。
火の巻
ここでは、「先手必勝」について
書かれています。
どんな相手でも
まずは自分から仕掛ける。
相手が出てきたときも、先に先手を取る。
という戦いの奥義です。
そして、どこで、どのように、何をもって戦うか?
ということに、徹底的にリサーチせよ!
というのです。
事前に、相手とどこで、どのように戦うかを
考えて、自分の土俵で戦え
と言います。
これは、有名な佐々木小次郎との巌流島での戦いで
知られることですが
佐々木小次郎は長刀の達人として最強と言われていました。
その佐々木小次郎との戦いにおいて
巌流島を選んだ武蔵は
その地形、太陽の位置、小次郎の刀の長さ、
一撃を与える場所、そして逃げる時の潮の流れ
など綿密に計算して戦いに挑んだ
ということです。
これはご存じの方もおられると思いますが
武蔵は、砂浜を思いっきりダッシュしていきます。
自然と、小次郎もついていかざるを得なくなります。
そして、ある程度ダッシュした先に、少し小高い砂の丘があるのですね。
そこに、武蔵が昇る形になり、急に方向転換して切りかかります。
その急転換に足の踏ん張りがいつも以上に効かなかった小次郎は
必殺「燕返し」が空振りに終わり、一撃のもとに敗れ去ります。
すべての動作に意味があり、一撃のもとに切る
という武蔵の集大成の決闘です。
このことから、
どんなに強敵でも、ピンチの状況でも
必ず崩れが生じる。
その崩れを創り、見出し、勝ちにつなげる
ということですね。
風の巻
勝負事においては、勝つこと
のみを第一とするということで
何々流派、なんちゃら流派。。。
というのにはこだわるな、と言います。
戦いというのは何が起こるかわかりません。
なので、
型にはまった考え方、方法ではなく
臨機応変に戦うことと説きます。
何々流、とか決めてしまうのは
逆に心の弱さの表れだ
と言うのですね。
戦いの本筋は、相手を倒すこと。
そこに、テクニックだとか、小手先での技に
頼っていては、逆に縛られてしまう。
なので、何事も基本が大事で
核心を抑えよ、ということです。
いかがでしょうか。
ここまでで、かなり宮本武蔵のエネルギーが
細胞全体に入ってくるのではないでしょうか。
本、思考はその人のバイブレーションです。
文字から伝わるものは、決して知識だけではありません。
そして、この内容は、
宮本武蔵と私の真剣勝負なのです。
そして、そこから学ぶことは
この世と、あなたとの真剣勝負なのです。
世界に対して、個の力、心で立ち向かっていけるのが、
この五輪の書から学ぶエッセンス
の一つ一つでもあると、僕は思います。
空の巻
空には、形がなく、入り口も、出口も自由。
自然に真の兵法の道にはいること。
兵法の道を確実に会得し、心の迷いを無くすこと、
それが、真の空
であると説きます。
まっすぐな指針を基本とし、正しい心を道とせよ。
はい、最後はかなり哲学的でシンプルな教えですが
極致の精神状態、悟った境地ですね。
エピローグ的ですが、武士としての人生の哲学を
書き、ここまでの4章を体得できて、始めて
至れる境地だということです。
という最終境地です。
現代においても、仕事や自分の生き方に迷いがあったり
もしかしたらその道が間違っているかもしれない
と不安に思うときもあるでしょう。
ですが、
一つの道を極めることは
あらゆる道を開くことになる
と言います。
武蔵の一言一句は、あなたの背中を強く推してくれる
力になります。
無心になって、我が道を進み、戦乱の世の中をかけ抜いていけ!
という強いエールで締めくくられています。。。。。
はい!
ということで、五輪の書は以上となります!
いかがでしたでしょうか。
エッセンスは僕なりの解釈もありますが
書き記していきました。
そして、なによりもこの
宮本武蔵という人物のエネルギーに触れることで
あなたの生き方に魂がさらに入ると、感じませんか?
なんとなくぬるい、なんとなく弱い、現代。
確固とした人生の指針を持っている人と
そうでない人の差は歴然としています。
たった一度の人生ですから、天から与えられた命を
燃やし尽くせるか、どうかはあなた次第です。
そして、僕が現代が戦国時代だと思うのは
現代は娯楽が多すぎます。
なんとなく、楽しい
という罠がたくさん仕掛けられています。
人生の心の境地を見えなくさせる陰謀
が世の中では圧倒的に多く、そして気が付きにくいのです。
ちょっと携帯をもってピッ通したら
SNSやyoutubeなど簡単に手に入る娯楽があります。
自分の指針は、流されやすいし、確固とした魂の強さを
持つことは非常に難しい。
自分で書きながら、自分の生活を反省する連続ではありますが
『生きる』
ということは、まさに真剣勝負。
宮本武蔵とは、
日本人として同じ魂は持っているはずです。
そして、現代においてできることは
さらにブラッシュアップさせていくこと。
五輪の書から学び、
現代という戦国時代を生き抜いていきましょう。
そうすると、あなたのオリジナルの五輪の書ができあがるかもしれませんね。
今回も、最後までお読みいただき
ありがとうございます。
パンという道を極めんとする
店長 岩崎